瀬戸・天目作家 水野富弘のブログです。
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登り窯

作品 001   作品 002   作品 003 

先月、27・28日に行われた招き猫祭りの作品を、登り窯に入れ われわれの作品、陶芸教室の生徒さんの作品、小学生の作品を入れました。この登り窯は、小学校が所有している、学校敷地内にある窯です。

焚き上げる方々は、先生・PTAの皆さん・われわれ有志が集って窯を焚き上げ、1年に1度、イベント的にやってしまう登り窯です。焼成日程10月31日~11月2日、3日間です。

小生は、この登り窯を体験するのは3回目ですが、穴窯は、何度か体験しお気に入りの作品も数多くとは言えないものの、取れています。


薪窯は、任され、焚き手になって初めて分かるものですが、温度を上げることが難しいもので、薪を多く窯に入れてもだめだし、少なくてもだめ。オキの燃え具合を確認し、それによって薪を入れるタイミング、薪の本数を決め投げ込むことが、難しいもので、これは責任をもって任されないと解らないものです。

 

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木の葉天目

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先日冬じたくのさい、ストーブの煙突の周りにある木が邪魔になり、切り落とした椋(ムク)の木です。

椋の樹は、昔から使われている木の葉天目の木です。小生の所では、木の葉も出来る用に植えています。 

小生の知る上では、かれこれ30年ぐらい前。木の葉天目がぼちぼちと個人個人が模索しながら、限られた人が木の葉を焼いていたころだと記憶しています。

そのころの小生は、腕を磨き作品のいろはを、親から学び、勉強し、日本伝統工芸展・日本陶芸展・東海伝統工芸展などもろもろの公募展に応募に、力を入れていました。

木の葉天目も今では、さまざまな木の葉を作品に焼き付けている方が見える。それは、あい反する行いだと思います。椋系の木であれば分かりますが、近年いろいろと情報が飛びかい、いい材料が手に入るようになったためであろうと、考えるしだいです。

小生自身、やっと長い年月を懸けて耀変天目の凛々しく凛とした形が、焼き出来るようになったところです。天目の形を作るのは大変で、多くの時間がかかります。

あれこれと、いろんな物を容易く作ることは出来ません。手がなれ、体がおぼえ、数多くの天目を作るなか、数少ない耀変が生まれ、焼き上がります。木の葉天目は、まだまだ 先のことです。

冬じたく

一昨日 薪屋さんから、電話があり カシの木が出ましたがいかがですか? とのこと 最初は迷いました。でもこれを逃すと、いつ 出るとも分かりません。来年の冬用に、いただきました。(もちろん支払いました)

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このストーブは、さほど大きくないですが、かれこれ10年以上使っています。温かさは、抜群です。

燃料は、カシの木ですからゆっくり燃え、本数もあまり要りません。でも 5、6か月で3トンぐらいは燃やします。

薪ストーブにした訳は、温かく、また作品を乾かし、しかも上質の灰が取れることです。作家は上質の灰を、手に入れたくて 皆さんが、苦労していると思います。

そんな中 カシの灰が取れて、釉薬に使用すると、やはり人と違う色あいが出せるし、実際出ます。

ちなみにカシの灰は融点が高くなるので(小生の場合)楽に焼き上げられ、釉薬が流れてしまって失敗作になる事もありません。

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 生徒さんの、ロクロ水挽き松ヘラでの高台仕上げの練習です。

午前中に制作、午後から高台仕上げが、晴れていれば出来ます。道具が、金の物マガリなどでは そんな、

芸等は出来ません。なかなか、なれた人でも、幾分むずかしい作業です。

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松のヘラです。電動ロクロでは右回転。なので右に持って切り取り、卓上ロクロでは 右に持ち左右に

回し切り取ります。小生は、左利きですので、左側の道具を使います。

真ん中の写真は人間国宝の荒川豊蔵記念館です。生徒 友人とで行って来ました。

 

穴窯

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生徒さんが、贈り物に使いたいとのことで年末から年明けにかけて、穴窯を恒例行事で

焼く窯があり小生もお世話になっており、焚きてとして参加をしているから

その穴窯に入れたらどうですかと、提案をしました。じゃー、入れていただくわと言われ

さっそく、ぐい飲みの指導を行いました。制作において飲み口を、厚めに作り腰は薄くし
高台はショウヒトウ(赤松で切り出しの形をしている)で切り取るようにすること。

 

制作において、ガス窯と薪窯の作りが異なります。

それは、ガス窯では薪の灰アルカリが、作品につかない事です。

薪窯では薪の灰アルカリが、浮遊し作品に付着しそれによって、時間を長く焼くことで

灰が、多く乗ることによってアルカリ分が粘土に溶け込み作品の厚みを溶かし薄くなることです。

それを、防ぐには作品の飲み口を、厚くすることです。ガス窯では、普通でいいでしょう。

 

その違いを、ふまえて作品を作ればいいでしょう。 

 

 

 

 

 

招き猫祭り
先日瀬戸市で、招き猫祭りが行われました。その行事の中で、小生も町おこしに参加。お客さんに粘土で制作していただいた招き猫、しなの工房めぐりのメンバーで登り窯で焼成する予定です。10月末日。

また さらに11月8・9日 土日の二日間にかけて、「せと・まるっとミュージアム」が、おこなわれます。しなの工房めぐりの窯も参加するため、小生も参加。嶋田窯の工房自由見学、及びギャラリーの部屋では展示即売を行う予定です。小生のブログを見ていただいている方々も、この機会に是非、お越し下さりませ。


著者紹介

水野富弘

陶芸家:水野富弘
瀬戸の天目作家・水野富弘です。天目の話や作品など、陶芸作家の日常を通して想いのままに書き綴ります。主催する会員制陶芸教室の様子なども折々に。

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