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瀬戸・天目作家 水野富弘のブログです。
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陶祖祭でお合いした方と
陶祖祭後、合う事になり曜変天目のお話私の経験体験などで話の尽きる事無く時が過ぎて
しまいました。

楽しい一日が過ごす事が出来ました。
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曜変天目茶垸
002_20130320201041.jpg           003_20130320201110.jpg

静嘉堂文庫美術館へ私を慕って頂ける二人と三人で月曜日の深夜から
車で向かう事、朝10時前に到着しました。

曜変天目茶垸を幾度も観る機会は多くありましたが、今回初めて
観る事が出来ました。

天目茶垸を作る一人として、一度も曜変天目茶垸を見ていない事は
天目茶垸を語る事には、はなはだ御こごましく思う事です。

写真で見る曜変天目茶垸と肉眼で見る事は全く違います。
写真では、すごく曜彩が綺麗な天目茶垸と思っている方々 多いと思います。
処が、肉眼で見ると漆黒の黒の中に曜彩が落ち着いた色彩で
見る事が出来、決して写真で見るような派手で綺麗な天目茶垸では無いです。

曜変天目茶碗
001_20120328183838.jpg 
昨日知人と一緒に下石で作陶展をされている処に、曜変天目を見に行って来ました。
初めてその方の作品を多く見る事が出来ました。
難しい作品をされている事には頭が下がりますが、
小生としては、曜変天目茶碗の写しはしないです。
焼成方法が瓦焼き焼成燻焼きを取り入れています。
それによって、高台の回りが黒グレーになり
釉薬は、金、銀、藍、黒などに見え又、焼き上がりは油滴、建盞、兔豪盞、烏盞と焼き上が変化します。建盞
写真の作品は兔豪盞です。
昨日お客さんが
スペイン舞踊家の小松原庸子先生、他舞踊家関係者の方々が見えました。
庸子先生が曜変の舞と題し、曜変天目茶碗にまつわる物語をフラメンコに取り入れたいとの事でした。
曜変天目茶碗【稲葉天目】の事を、推測、仮定を前提で色々な話をさせて頂きました。
又、庸子先生が曜変の舞に取り入れられるか分りませんが、曜変天目茶碗の事を少しでも
分かって頂けたら良いかと思っています。
耀燦天目

$R6KG6EL.jpg1)建盞2)sakuhin00As.jpg 3)

耀燦天目茶碗は、日によってことなり「天候季節によって」全く焼き上がりが違います。

焼成に燻しをかけるためです。

陶器に興味がある方は少し分かるかと思いますが、酸化、還元焼成で焼き物を焼きます。

しかし、単純な焼き方では耀燦天目は望めません。

中国、宋時代に薪窯で焼かれている天目は、薪による還元・酸化によってノコギリ状に温度が

上がり、最終的な最高温度は1350度に達していると思われます。

薪窯を焚かれた方は少しは分かると思いますが、炭化焼成によって鉄(Fe)を耀変させる事で、

鉄の色が黒藍色のように焼き上がります。

又、飲み口あたりが、ラスター彩のように銀紫、金紫、茶金など、色々な色に変化します。

加えて、高台の色は黒グレーに近い色に焼き上がります。炭化焼成で天目を焼かれてみえる

方は少ないですが、更に小生の場合、ただ炭化で焼いただけでもありません。

焼成には色んな研究を重ねる必要があります。

著者紹介

水野富弘

陶芸家:水野富弘
瀬戸の天目作家・水野富弘です。天目の話や作品など、陶芸作家の日常を通して想いのままに書き綴ります。主催する会員制陶芸教室の様子なども折々に。

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